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資産形成・投資の基本

2026年11月の食品値上げと電気代はどう変わる?12月の補助再開と家計の試算

11月の食品値上げは1,477品目。電気代にも託送料金の見直しが反映されます。ただし、すべての商品が11月1日に一斉に高くなるわけでも、食費全体が17%増えるわけでもありません。[1][2][5]

家計への影響は、買う商品と電気の契約・使用量で変わります。12月使用分から再開する補助まで分けて見ると、今月の請求と冬の見通しを混同せずに計算できます。[7]

情報は2026年11月1日時点のものです。制度・税率・金額は変わることがあります。最新の条件は公式サイトでご確認ください。出典は記事末尾にまとめています。

本メディアは制度や仕組みの解説を目的としています。特定の金融商品・保険商品の購入をすすめるものではありません。投資には元本を下回るリスクがあります。試算は前提によって変わり、将来の成果を保証するものではありません。

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食品1,477品目、平均17%は何を数えた数字?

帝国データバンクの10月30日公表の調査では、主要食品メーカー195社の家庭用を中心とする11月の値上げが1,477品目でした。調味料644品目、酒類・飲料417品目、加工食品275品目が主な内訳です。各社が発表した判明分なので、今後追加される可能性もあります。[1]

平均17%は、値上げ対象品の1回あたりの値上げ率の平均です。食品全体や、各家庭の食費の伸びではありません。発表時の最大値を採用し、価格を据え置いて内容量を減らす実質値上げも含みます。[1]

実際の商品では、キユーピーのマヨネーズ450gの参考小売価格が税抜517円から565円へ変わります。11月1日の出荷分からの改定なので、店頭に出る時期や販売価格は店ごとに異なります。明治のチョコレート・スナック11品も同日出荷分から約3〜8%の改定ですが、こちらは店頭価格ではなく出荷価格です。[2][4]

電気代の254円増は、送配電設備の利用料の見直し

託送料金は、電気を家庭へ届ける送配電設備を使うための料金です。東京電力エナジーパートナーは、11月1日から低圧の電気料金へ見直し分を反映すると発表しています。政府の補助が終わることとは別の変更です。[5]

鉄塔、変電設備、電柱を通って家に電気が届く様子
託送料金が支える送配電設備のイメージ。実際の設備配置や電力会社の施設を示すものではありません。説明用のAI生成イラスト

同社の従量電灯B・30A・月260kWhのモデルでは、同じ燃料費調整単価で比べると9,307円から9,561円へ、月254円増えます。うち基本料金の増加が240.93円、電力量料金の増加が13円です。使用量を減らした分だけ、この254円がすべてなくなる構造ではありません。[5]

これは東京電力EPの契約条件を固定した会社試算です。実際の前月との差には、使用量や燃料費調整額の変動も入ります。別地域・別プランに同じ増加額を当てはめることはできません。[5]

12月使用分から補助が再開。請求月とは分けて見る

夏の補助は9月使用分までで、10月・11月使用分には補助がありません。一方、冬は12月使用分から2027年2月使用分までの電気・都市ガス支援が示されています。[6][7]

使用分電気・低圧の値引き都市ガスの値引き
2026年12月1.0円/kWh4.0円/㎥
2027年1月・2月4.5円/kWh18.0円/㎥
資源エネルギー庁の電気・ガス料金支援。電気は低圧、ガスは都市ガスの単価です。[7]

電気を毎月260kWh使う例なら、12月は260円、1月・2月は各1,170円、3か月合計2,600円の値引きとなります。これは電気のみの試算で、都市ガス分は含みません。ガスは使用量に対応する単価を掛けて別に計算します。[7]

「12月使用分」は、原則として12月中の検針日から1月中の検針日までの使用です。請求書に値引きが現れる月は、会社や検針日によってずれるため、請求月だけで補助の有無を判断しないでください。3月以降の対応は、11月1日時点で確定した支援として家計に織り込まないようにします。[7][8]

自分の買い物ならいくら増える?月1万円分で試算

家計を見積もるには、まず値上げ対象の商品を改定前の価格で月いくら買っているかを出します。ここでは月1万円分と仮定し、購入量を変えず、値上げ率を5%・10%・17%の3通りで計算します。さらに東電EPの託送料金見直し分254円を足した例が次の表です。

仮定する値上げ率食品の増加額電気254円を足した増加額
5%月500円月754円
10%月1,000円月1,254円
17%月1,700円月1,954円
説明用の試算。値上げ前の対象品の購入額が月1万円、購入量一定、電気は従量電灯B・30A・260kWh/月。電気の燃料費調整額の変動と補助は含めていません。電気の条件は東京電力EPの発表によります。[5]

17%は家計の予測値ではなく、比較のために置いた仮定です。普段買う商品の値上げが少なければ影響は小さく、対象品を多く買えば大きくなります。12月以降は、この計算に自分の使用量で求めた補助額を反映すると、見通しを更新できます。

最初に見るのは、レシートと検針票

食品は、よく買う品の価格と内容量をセットで比べましょう。たとえば同じ価格でも内容量が減れば、100gあたりの負担は増えます。値上げ前にまとめ買いするなら、使い切れる量、賞味期限、保管場所まで含めて判断すると無駄を増やしにくくなります。

電気は検針票で契約プラン、契約アンペア、使用量、燃料費調整額を確かめます。基本料金を下げるためにアンペアを変更する場合も、同時に使う家電に足りるかを先に確認してください。

ニュースの品目数をそのまま家計へ当てはめるより、買い物の対象品と電気の明細を一つずつ見るほうが、自分に合う見直しを選べます。最新の支援は資源エネルギー庁の案内、料金への反映は契約中の電力会社の案内で確認できます。

出典・参考文献

参考資料を見る(9件)

※ 食品の試算は値上げ前の対象品購入額が月1万円・購入量一定。5%・10%・17%は仮定で、将来の家計支出を保証しません。

※ 補助の試算は電気・低圧260kWh/月が一定の場合。地域・契約・使用量で影響は変わります。